抗うつ剤でうつ症状を抑える|日常生活に支障を来さない方法を知ろう

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薬は病気を治すサポート

悩む男性

精神安定剤とは別物

抗うつ剤と似たような状況を改善する薬に精神安定剤があります。抗うつ剤と精神安定剤は同時に利用することも多いため、同じものだと思う方も少なくありませんが、全く別物の薬です。使い方を間違うと効果があるどころか、逆効果になってしまうため注意が必要です。抗うつ剤はうつ症状を改善するために使う薬です。即効性はほとんどありません。気長に薬を服用することで効果が表れるものです。うつ状態で気力がないものを気力を回復させるために使う薬です。逆に精神安定剤は、脳に直接作用させて、リラックスさせることが目的です。精神的にリラックスさせるために神経を活性化させることが目的の薬です。そして30分から1時間程度で効果が表れる即効性のある薬です。それぞれ相反する作用があるため用途は全く異なっているのです。両方を併用するのはそれぞれの効果を利用したものなのです。いったん精神安定剤で脳や神経をリラックスさせた状態であればほかの薬が効きやすくなるからです。そのため併用することがあるのです。

薬の依存症に注意

精神安定剤の特徴はその即効性です。効き目があるほうがわかりやすく聞きやすい薬であると実感してしましがちです。そのため精神安定剤を過信しすぎることが多く、容量をオーバーして摂取したり、医師の指導により決まられた時間以外に症状が出たからいって服用するなど間違った服用方法を継続的行うと、精神安定剤なしでは生きていけなくなってしまうのです。薬に頼りっぱなしになることで依存症になることも懸念されるのです。こうなると症状の改善は遅くなるだけでなく、脳の働きも抑制されてしまうため、うつ病も治りにくくなってしまうのです。あくまでの薬はサポートしてもらうことが目的であり、病気を改善するのは自分自身の体力と気力であることを忘れてはなりません。医師の指導において抗うつ剤と精神安定剤を同時に出される場合も少なくありませんが、あくまでも休養などしっかり自分自身で治癒することが第一であり、それを薬が助けてくれる程度に考える必要があるのを忘れてはなりません。それが完治への近道なのです。